8月24日 全国で宣伝
中央宣伝
8月24日、東京・有楽町イトシア前でいのちまもる緊急行動の中央宣伝が行われました。全労連・黒澤幸一事務局長、保団連・住江憲勇会長、中央社保協・是枝一成事務局次長、日本医労連・森田進書記長らがリレースピーチを行いました。
保団連・住江会長は「27都府県でステージ4の病床使用率、全国で10万人の自宅療養者。先週1週間のコロナ救急搬送要請は1600人、うち60%が搬送先決まらず患者が見殺しになっている。」と医療のひっ迫状況を訴えました。
中央社保協・是枝事務局次長は、「政府は市民に自粛を求めつつオリパラを自粛しない。市民に補償しないから人流が減らない。」として、政府の無策による人災で感染が増えていると指摘しました。
医労連・森田書記長は、「パラリンピックに医師120名、看護師150名が動員される。五輪のときもその倍近い医療従事者が派遣させられ、そのせいで残った看護師たちは夜勤回数が増え休日が全くとれなくなったりした。コロナ患者を受け入れない病院の名前を公表すると言い始めたが、同じことをすでに大阪でもやっている。その時は反感を買うだけで、医師も看護師も増えなかった。」として、政府や東京都のやっていることは医療現場を傷つけるだけだと批判しました。
全労連・黒澤事務局長は、7つの緊急要請項目を紹介するとともに、きたる総選挙で感染爆発を止められる議員を国会に送ろう、声を上げることをやめたら感染爆発を止めることはできないと道行く人に訴えました。

全国各地の行動
- 広島
広島では「命守る緊急行動ひろしま」のパラリンピック開会日行動に23人が参加。5人がリレートークをしました。宣伝行動後には、「菅首相への手紙」3000枚をポスティングしました。

- 北海道
北海道では、道労連、北海道民医連、北海道社保協、北海道医労連が呼びかけて「いのちまもる緊急行動」が札幌大通公園西3丁目で行われ、団体・労組から18名が参加しました。 「『一般もコロナも病床は満床、一晩で40人近くを断らざるを得なかった』『地域の重症病床は空き無し、悪化しても転送は不可能』『次から次へと発生する入院対応で現場看護師のメンタルは限界』『状態悪化しても自宅留め置き、不安と恐怖、耐えられない』という悲痛な声が各地から上がっています。」(北海道民医連・栗原博志次長)、「札幌でオリンピックのマラソンや競歩が行われた後、感染者が急増しているのが現状だ。パラリンピックに使う資源を医療に使ってほしい。」(北海道医労連・鈴木緑委員長)、「北海道でも緊急事態宣言が発出されようとしています。しかし、なんの補償もないままの休業要請ではいのちもくらしも守られない事態です。」(三上道労連議長)などの訴えがありました。

- 京都
京都では、西院駅にて京都総評を中心に単産、地区労から21名が集まりスタンディング行動を実施しました。

- 山梨
山梨では、甲府駅南口で12:30から宣伝行動を行いました。山梨県労、医労連、民医連、新婦人、民商などから23名が参加しました。

- 愛知
愛知では、金山総合駅でパラリンピック中止を求めてモーニングスタンディングを行いました。「菅首相は許せない。何もできないけど」と言って5千円をカンパしてくれる方もいました。
